1:防犯など園が危険と判断した場合
防犯対策
門扉を閉めたり、各家庭に1枚入園当初お渡しするネームプレートを送迎時に必ず提示していただくなどすることで、子ども達の安全を見守ります。ISO9001の3年に1度の更新審査でも指摘を受けました。在園中はこのルールを必ずお守りください。
非常通報装置
緊急時、ボタンひとつでセキュリティー会社への自動通報ができるシステムを導入しています。部屋などに設置されています。
2:災害が発生した場合
緊急・災害時の対応
- 各家庭に入園当初お渡ししたネームプレートを緊急時のお迎えの際に必ず提示をしてください。
- 首にかけたネームプレートを確認の上、子どもをお渡しします。忘れた場合お渡しできないこともあります。忘れないようにお願いします。緊急時にも対応ができるように、日頃よりネームプレートの置き場所を決めておく事をお願いします。
避難訓練
年2回以上(幼稚園)、毎月(保育園)、地震や火災が発生した場合を想定し、避難訓練が行われています。
特に、火災訓練の際には、消防署の方々が避難状況を見ていただき、的確な指導を受けています。また、訓練後には、ホールにて子ども達と一緒に映画を見ながら、視覚を通した教育も行われています。
台風等の災害時に際して
気象に関する警報(大雨、洪水、雪)が出た場合は、安全第一とし、朝7時までには連絡網を回します。但し、連絡がない場合は自宅待機とし、その後の対応を指示しますので待機をお願いします。大分市の警戒レベルが「4」になった場合は休園ですが、状況に応じて警戒レベル「3」でも安全が保障できないと判断した場合、休園にすることがあります。
予報で事前に状況がわかる場合は、前日までに、当日の対応策を保護者に事前に文書にしお渡ししています。また、自宅待機後の指示も前日にお願いしておく場合もあります。
地震発生に際して
- 登園前、登園中、降園途中及び帰宅後に大規模地震が発生した場合には、子ども達の不安軽減を第一に考え、出来るだけ速やかに子どものお迎えをお願いします。
- 保育中に地震が発生した場合は、速やかに子どもを安全場所に移動させます。保護者は、早急に子どものお迎えをお願いします。
ただし、交通のマヒにより、お迎えが困難と思われる場合は、幼稚園まで連絡を試みてください。
なお、交通機関の回復した場合はできる限り、迅速、かつ安全な方法で幼稚園に向かってください。
- 園からも連絡網などを使い、連絡を試みますが、通信が繋がらないことも予想されます。その場合は、「子どものお迎えをまず優先」とした判断をしてください。
- 保護者のお迎えがあったとしても、状況によっては園で子どもと共に待機をする場合もあります。
- 保護者のお迎えがあるまでは、子どもは園内の安全な場所でお預かりします。
避難について
- 地震の揺れが強いと感じたとき、こども園では子どもの安全確保を第一とし、避難します。
- 避難場所は原則として幼稚園及び保育園の園庭とします。
- 状況によっては、他の場所への避難も想定されます。この場合は最終避難場所が確立し次第、連絡網を使い各家庭に連絡をします。
ただし、通信状況の悪い場合は、園の無線機を使うなど何らかの措置を講じる努力を致します。
3:突然心停止になった場合
AEDの設置
万が一の場合に備え、AED(自動体外式除細動器)を2台(幼稚園と保育園)設置しています。
また、正しい操作ができるよう講習も受けています。
4:感染症拡大予防策
手洗い・うがいの励行・教職員のマスク着用(必要に応じて)
子ども達の命にかかわる感染症もあることから、特に、保育園では、細菌、真菌に対する効果のある次亜塩素酸ナトリウムを使用し、様々な感染症が発症しないように十分な注意を払うようにしています。
また、年間を通して、感染が広がらないために、保護者に対し、家庭での取扱いを文書において周知徹底をするように働きかけていきます。まずは「手洗い・うがいの励行」です。
5:食のアレルギー対策
アレルギー体質の子どもについては入園当初より、毎年、「医師の診断書提出」を義務付けています。
また、外部委託給食及び内部管理給食においても、アレルギー除去食の提供を行っています。
但し、アレルギー症状のひどい子どもについての対応(献立の限界および注射をうつなど)は、できかねることもあります。その点はご了承ください。
6:通園バス安全管理マニュアル
通園バスの環境設定
- バス運転手は運転前にアルコールチェッカーで呼気確認を行う。
- バス運行は運転手と添乗職員の2名で行う。添乗職員は朝、帰りも同一職員とし、園児の状況を把握しやすいよう配慮する。(但し、突発的な場合を除く)
※令和5年4月1日より安全装置設置が義務化され、トヨタ本社により安全装置設置を完了しました(令和5年5月)。
- 添乗職員はバス専用の携帯電話を持ち、バスに添乗する。(緊急時対応)
- 始業・終業点検及び車内清掃を行う。特に、帰園後は園児の存在の有無や忘れ物などを確認し、安全点検を行う。
- 運行中は、季節や気温に応じ空調を使用し、車内温度に配慮する。
- 学期に1回程度、緊急時の訓練として、園児自らがクラクションを鳴らすなどの実地訓練を行う。
- 年1回バス運転手による吐物処理などの訓練を行う。
当日の乗車人数の把握
- 当日バスを利用しない園児の保護者は7時30分までに「れんらくアプリ」又は電話にて「バスに乗らない」の連絡をしていただく。園児確認
- 保護者から連絡のあった「バスに乗らない子ども」はバス名簿に記入し、当日の乗車人数・氏名を確認する。添乗する職員以外の職員(特に担任)も共有できるようにする。園児確認
園児のバスの乗せ方とバス運行中の約束
登園時
- 園児が全員乗っているか、乗車人数とバス名簿を見ながら確認をする。園児確認
- バス運転手に挨拶をし、安全運転をお願いする。
- 園児全員が見渡せる規定席に着席する。
- バス停付近になったら、園児送迎が安全に実施できるよう、完全にバスが止まった状態でドアを開閉する。
- 保護者・園児に挨拶をする。保護者には「お預かりいたします。行ってまいります」と挨拶をし、園児には朝の挨拶をする。
- 追突時の安全確保のため、後ろから詰めて座るように指導したり、送迎の間の園児の健康状況を確認したりする。
- 欠席連絡が無く、しかもバス停に定刻時間待っていない園児については、幼稚園に確認の連絡をし、次のバス停へ向かう。園児確認
- 園に着いたら前から順番に降りるように指導し、同時に人数確認をする。園児確認
- 園児が全員降りた後、添乗職員はバス内に戻り「すべての座席」「座席の下」を目視し、落とし物や忘れ物がないか確認をする。
- バス運転手は、バス納車後、車内清掃と点検を行い業務日誌をつけ業務を終了する。
降園時
- 園児が全員乗っているか、乗車人数とバス名簿を見ながら確認をする。お迎えや預かり、アフタースクールの園児は、名簿を見ながらミスがないよう確認をする。園児確認
- 全員そろっていることが確認出来たらバス運転手に「お願いします」と挨拶をして出発をする。
- 添乗職員は園児全員が見渡せる規定席に着席する。
- バス停付近になったら、園児送迎が完全に実施できるよう、完全にバスが止まったらドアを開閉する。
- 保護者に「こんにちは。ただいま戻りました。」と挨拶をする。園児には「さようなら」の挨拶をし、ステップを下すときには周囲の安全確認を行う。
- 時間になっても保護者がバス停に来ていない時は安全のために園に連れて帰る。(添乗職員はその旨、電話で幼稚園と連絡をとる。)園児確認
- 園児が全員降りた後、添乗職員は「すべての座席」「座席の下」を目視し、落とし物や忘れ物がないか確認をする。
- バス運転手は、バス納車後、車内清掃と点検を行い業務を終了する。
クラス担任による園児の出欠確認について
- クラス担任は必ず8時30分にはクラスの子どもの出欠を確認する。園児確認
- 欠席連絡がない園児は、バス添乗職員に確認したり、保護者に電話連絡をし、欠席理由を確認する。
- 各クラス毎、担任が責任をもって再度出欠の確認をする。
保護者の連絡ルールの徹底をお願いする
欠席連絡方法
- 基本8時30分までに「れんらくアプリ」で知らせるが、通園バス利用者は7時30分までに「れんらくアプリ」で知らせる。
- 7時30分以降は電話連絡とする。
お迎え等コース変更方法
- 保護者が直接、添乗職員にメモを渡す。(子どもには持たせない。)
- メモ以外、ノートや別のやり方をするとミスが起こりやすくなるのでルールを守るようにお願いする。
その他
防災マニュアルについては、入園時に配布する「富士見が丘こども園のしおり」や入園後の保護者会で配布する「重要事項説明書」”非常災害時の対策“をご覧ください。